みなさん、95というサイズ、ここだけ５センチきざみで不思議だなぁと思ったことありませんか？実は、95サイズはベビー服で、100サイズは子供服の分類となります。

最近では、95サイズを飛ばすメーカーも多いですが、モンキーパンツではこの95というサイズを大事に守っています。

私は三姉妹のママですが、子育て歴9年の間で、何度も95サイズの大切さを味わってきました。

2歳半～3歳あたりは、少し成長がゆるやかになります。我が家もみんな身長85～95あたりの期間が長かったのを覚えています。その時期、90を着れることは着れますが、次に買うなら90ではない・・・でも100を試着してみると、「え？こんなに大きいの？！だぶだぶ！」と思ったことが何度もあります。

それが、ベビー服と子供服の差なんです。100サイズ（子ども服）からは、一気に、手足の丈が長くなります。

ベビー服は、赤ちゃん独特の体型に合わせてパターンを作っています。頭が大きくて、手足が短くて、お腹も出てる。そして、股関節も開いていて、X脚だったりもします。そのために、肩にフォックをつけたり、汚しやすい袖口をあえて「9分丈」にしたり、お尻にマチをつけたりします。赤ちゃんが着心地良く過ごしやすい服＝お母さんがお着替えさせやすい服、そんな方程式を常に考えてデザインをしています。そんなベビー服にこだわる私たちが次にこだわったのが、「ベビーから子どもへの移行期間」であるサイズなんです。まさに、95というサイズはこれなんですよね。

お着替えも自分でやりたいと言う。ご飯も自分で食べたいと言う。公園での遊び方も激しくなる。一番かわいくて、一番大変なとき。お母さんが着替えさせやすい服＝自分でも着替えやすい服、今度はそんな方程式が思い浮かんできますね。

まだまだこの世に生を受けて２年や３年ですから。赤ちゃんですよね。

着心地のいいベビー服寄りの子供服で、大切に守ってあげたいですね。

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